プーアール茶と血糖値の関係についての研究データーを紹介し、プーアール茶に含まれてるポリフェノール、サポニンが血糖値にどのような影響を与えているのかを説明していきます。

プーアール茶と血糖値の関係

中国においては古くよりプーアール茶は糖尿病に効果があると言われていて、研究結果でもそのように報告がされています。実験では2型の糖尿病マウスにプーアール茶長期的に投与した所血糖値が42%下がるといった結果が出ました。

比較対象として糖尿病の薬を投薬したグループ、水を投与したグループを用意しましたがプーアール茶が最も血糖値を下げる効果が強かったのです。実験によるとプーアール茶の摂取量が多い程効果が高まることも実証されていて、マウスだけではなく人間の場合もプーアール茶の摂取により糖尿病患者が平均35%も血糖値が下がったという報告結果があります。

ポリフェノールとサポニンが血糖値を下げる?

実はプーアール茶に何故血糖値を下げる効果があるのか、そのメカニズムは完全には解明されていません。ですが成熟した茶葉がポリフェノールとサポニンを多く含んでいることが関係していると考えられています。

さらに2型糖尿病の原因の1つとして血液中の糖を代謝することが出来ない点を挙げられます。その理由はインシュリンがきちんと分泌されていない為、インシュリンは細胞膜に存在するインシュリン受容体と結合が出来ない為と考えられています。

プーアル茶には多糖類が含まれていて、その成分が膵臓のβ細胞を守りインシュリンの分泌をサポートします。さらに微生物発酵により作られた酵素はインシュリン受容体とインシュリンの結合を促し糖をスムーズに代謝することで血糖値の急上昇を予防することが出来ると言われています。

ポリフェノール作用で血圧、血流を改善

プーアール茶にはポリフェノールがたっぷりと含まれているのが特徴で、このポリフェノールの働きには活性酸素を除去する効果があります。活性酸素を除去することで血液にある余計な成分と結合し体内より排出することが出来ます。

体内から余計な成分を排出する為にプーアール茶を飲むと利尿作用が高まります。活性酸素は余計な成分と結合すると血管が硬化し血管が詰まってしまいますが、ポリフェノールを摂取することで活性酸素を無効化することが出来るので血液はサラサラになります。

その結果ポリフェノールには血行促進効果、血圧が安定する効果が期待でき、プーアール茶を飲むことで血糖値を下げることに繋がります。

サポニンが食後の血糖値急上昇を抑制

プーアール茶にはポリフェノールだけではなくサポニンも多く含まれています。ちなみにサポニンは植物の葉、茎に含まれている有機化合物で苦味、えぐみの原因と言えます。ですが味は少々食べにくくなってもサポニンは健康にいいことで知られています。

その理由はサポニンには血流改善効果、悪玉コレステロール値の低下、血液にある中性脂肪を排出する働きがあり、血糖値にもいい影響を与えます。食前にサポニンを摂取することで食後の血糖値の急上昇を抑制する効果があります。つまりプーアール茶を食前に飲むと血糖値を安定させることが出来ます。